商品先物取引とは、主にコーヒーや豆などの農産物や、金やプラチナなどに代表される鉱業材料などを「将来の一定の期日に、一定の価格で売買することを約束する」ことにより、利益を得る取引のことを指します。
FXと同じようにレバレッジを使って、自己資金の何倍もの取引を行うことが可能ですが、実際には対象商品の現物をやりとりすることなく、売買の権利のやりとりにより取引が成立します。常に価格が変動している商品の将来の値動きを予測し、売りと買いの注文を入れていくことで、利益を狙います。
このように一見、株式投資と共通の要素も少なくない商品先物取引ですが、ひとつ大きな違いをあげるとすれば、先物取引には「限月」というものがあり、日本の市場の場合では最長でも一年以内に必ず決済しなければなりません。株式の場合、株主が希望すれば2年、5年と保有し続けることができますが、先物取引ではそれはできません。
「取引期間」に区切りがあるのが特徴とも言えるでしょう。また、農産物などの商品は国内外の経済状況のみならず、天候や自然災害などにも大きく価格が左右されるので、値動きが激しいものが多く、これがハイリスク・ハイリターンな資産運用になりやすい側面でもあります。
値動きの激しさと、レバレッジ可能な取引と言う意味では、大きな利益を狙える可能性も高く、その分ギャンブル性が高いため、一般的には「危険」なイメージが強く、株式やFXに比べると資産運用においてポピュラーとは言えませんが、リスク管理を徹底した上で臨むには利益性の高い運用が期待できます。